そうだ、イミダゾールジペプチドを摂ろう!

今回は雑談です。
が、一応料理を「作って」います(笑)
ネタとして長くなりそうなので、ホームページに記しておくことにしました。

毎日疲れている…

私は疲れがひどいです。
毎日、起きた瞬間から疲れています。
起床後が一番疲れていて、夜中から明け方にかけて回復してくる感じなので
暗いうちに床につくことができず、明るくなってから寝るという昼夜逆転生活です。

それは決してよいことではないのですが、どんなに朝型に戻そうとしても
何十年もそうやって生活してきてしまったので戻らないんですよね…。

疲労の原因

私が疲れやすい原因はおそらく幼い頃から病気持ちで、運動することも禁じられていたため
まったく身体が作れなかったせいではないかと思います。
おまけに母はほとんど料理をしない人。
栄養も充分ではありませんでした。
それではまともな体力がつくわけがありません。

ああ、疲れない身体さえあればもっといろんなことができるのに…
といつも自分の体力のなさを嘆いている状態。

掃除機をかけただけでも10分以上息切れが収まらないくらい
疲労感を感じます。

そんなある日。
テレビの通販番組で「疲れを取る成分が配合されたドリンク」というものを見ました。
その名は

イミダゾールジペプチド

渡り鳥がなぜあんなに何日間も飛べるのかを研究した結果、
羽根の付け根にあるイミダゾールジペプチドという成分が
疲労を回復させているからだとわかったそうです。

疲労回復成分 イミダゾールジペプチド

こちらのページにどんな成分かが書かれています。

まあ製薬会社の商品ページなので詳しく読まなくとも、
とにかく疲労回復に効果がある、近年注目されている成分だと理解してください。

私が通販番組で見たのも上記の商品でした。
すぐに楽天市場で探してみたところ、初回限定でもそこそこなお値段です。

こりゃ毎日摂ろうとしたらかなり金銭的に負担だな…

と、すっかりあきらめた数日後。

NHKの「あさイチ」でこんな特集がありました。

おお、まさにこれ!
録画してよーく見ました。
上の商品ページにも写真が載っている梶本先生がゲストでした。

梶本先生曰く、毎日100gほどの鶏むね肉を食べるだけでも
かなりの疲労回復効果が見込まれるとのことです。

待てよ。

にわとりって渡り鳥どころか飛べないじゃん?

飛べないにわとりにも遺伝的に存在する

長い歴史をかけて渡り鳥やにわとりに進化してきた鳥類。
元を正せば同じ遺伝子を持っているので、にわとりの羽根の付け根にも
イミダゾールジペプチドが多く含まれているのだそうです。

なにより、むね肉はお値段が安いので毎日食べ続けるのに経済的負担がかかりません。

ということで、あさイチでは鶏むね肉を使ったレシピも紹介されていました。
上記のあさイチページの下の方にレシピが載っています。
特に、下ごしらえのレシピは必要ですのでそこだけでも目を通しておいてくださいね。

よし、イミダゾールジペプチドを摂ろう

最低でも1週間くらいは続けた方がよいとの梶本先生のお言葉でしたので、
まず1週間、鶏むね肉を摂ってみようと思います。

このレシピ通りに作るには材料が足りなかったので、
自分が作れるものに変更しました。
ちなみに私はひとり暮らしですから、それを踏まえてお読みください。

当初はこんなブログにする予定ではなかったので、
写真は記録程度のものです。

1日目 アボカドとむね肉のカフェ風ごはん

カフェめし

普段からよく作る超簡単メニューを鶏むね肉でアレンジしました。
一応作り方もざっくり書いておきます。

【材料】
アボカド  1/2個
トマト   1/4個
レタス   適量
鶏むね肉  100g程度(下ごしらえ済み)
和風しょう油ドレッシング 小さじ2程度
マヨネーズ  適量
チューブ入りわさび  少々
しょう油  小さじ2程度

目分量なのでいつも適当です。

【作り方】
1. 鶏むね肉はあさイチページにある下ごしらえをしておく
2. アボカドとトマトは食べやすい大きさに切る
3. ごはんの上に和風しょう油ドレッシングを振りかける
4. レタス、アボカド、トマト、小さく切って裂いたむね肉を乗せマヨネーズを格子状にかける
5. わさびとしょう油を混ぜ、全体にかけていただく

これだけです。
まな板もほとんど使いません(笑)
ポイントは先にごはんにドレッシングをかけておくことです。

2日目 親子丼

親子丼

鶏肉と言えばすぐ思いつくのは親子丼ですよね。
でもむね肉を100g使うとけっこう肉の存在感が強い親子丼になります。

作り方はそれぞれのご家庭の味があるでしょうから割愛いたします。

3日目 ラタトゥイユ風

ラタトゥイユ風

ラタトゥイユとトマトシチューの間くらいのものです。
電子レンジで調理できる器があれば、電子レンジのみで作れて簡単です。

私が使っている器はこちら。

リンク先は売り切れております。
他の色はまだわずかに在庫があるみたいです。
似たような容器があればひとつ持っているととても便利です。

今回はむね肉を300gほど使って、3回に分けて食べます。
ですから材料は3食分です。

【材料】
鶏むね肉 300g(下ごしらえなし)
・下ごしらえ用 塩、こしょう、酒、オリーブ油少々
玉ねぎ  1/4個 ざっくり切る
7&iの冷凍 グリル野菜  1/2袋
→ない場合は 茄子、ズッキーニ、パプリカ等を少量ずつ ざっくり切っておく
ホールトマト缶  1/2缶
酒  大さじ2
コンソメ  小さじ1程度
チューブ入りにんにく  2cmほど
けんこう舎のコンソメバジル(出来合調味料) 適量
→ない場合は コンソメ、バジル、オレガノ、塩、こしょう等を少量ずつ
砂糖  小さじ1程度

【作り方】
今回は鶏むね肉の下ごしらえからシリコンスチーマーでおこないます。
あさイチのページにある下ごしらえをラップではなくシリコンスチーマーで済ませます。
シリコンスチーマーはグラグラと動くので、下に100均で売っている
電子レンジ用トレーを敷いて使うと便利です。

1. スチーマーに鶏むね肉を入れ、両面に塩、こしょうをし、両面に酒、オリーブ油を振りかけ
フタをして電子レンジで3分加熱する
(あさイチページには両面を3分ずつ加熱とありますが、多いと思うので片面だけでよし)
2. そのまま残りの材料を全部入れ、電子レンジで7分加熱する

シリコンスチーマー加熱前
加熱前の状態

3. 肉を肉切りナイフで切り分け全体を混ぜてからフタをし、さらに電子レンジで3分加熱する
(スチーマーに傷をつけないように注意)

シリコンスチーマー加熱後
加熱後 できあがり

これだけです!
意外と簡単にできます。
しかもうまいです。

4日目 ラタトゥイユ風

ラタトゥイユ風その2

連続で食べても気にならないので続けて同じもの。

5日目 ラタトゥイユ風

ラタトゥイユ風その3

はい、連続3日目です。
これで食べきりました。
食事は同じですが、飲み物は3日とも違います(笑)

6日目 レモン風味蒸し

レモン風味蒸し

連続で洋食だったので和食にしました。
むかーし買った本に載っていたレシピをアレンジして、焼き物を蒸し物に。
これも2食分作りました。

【材料】
鶏むね肉 200g(下ごしらえなし)
・下ごしらえ用 塩、こしょう、酒、オリーブ油少々
玉ねぎ  1/4個
[以下 下味用]
赤唐辛子  1本
チューブ入りにんにく  少々
チューブ入りしょうが  少々
塩  少々
レモン汁  小さじ1
[以下 たれ用]
酢  大さじ1
しょう油  小さじ2
砂糖  小さじ1/2
塩、こしょう  適量

今回は切り分けて冷凍しておいたむね肉を使うので、下ごしらえの仕方が少し違います。
容器は電子レンジ用のガラス容器を使いました。

私が使っているのはこれです。

フタをしたまま電子レンジにかけられ、そのまま保存もできる優れものです。

【作り方】
1. ガラス容器に凍ったままの鶏むね肉を入れ(重なってもいい)、塩、こしょうをし、酒を振りかけフタをして電子レンジで3分加熱する
2. 電子レンジから取り出してオリーブ油を両面にからませ、火が通ってない方を下にしてさらに2分加熱する

むね肉下ごしらえ

3. 赤唐辛子はふたつにちぎってタネを出しておく
4. 下味用の材料を全体にからませ、フタをして1時間ほどなじませる

むね肉下味

5. 玉ねぎ、たれ用の材料を加え、電子レンジで3分加熱する

むね肉仕上げ前

加熱したら容器の中でむね肉を切り分け、全体を混ぜてできあがり。
ブロッコリーを添えていただきました。
ちょっと味が薄い気がしたので、塩やしょう油をお好みで加減してください。

7日目 レモン風味蒸し

レモン風味

はい、また同じものですが、1日置いたせいか味がよく染み込み
濃いめになっていました。
今日の方がおいしかったです。

1週間鶏むね肉を食べてみた結果

まだ1週間ですから、劇的に疲れが取れたかどうかはわかりません。
ですが、起きて早々の疲労感はなくなっているような…?

我が家にはお猫様が3人おられるので、起きるとまずお猫様のトイレをきれいにし、
お猫様のごはんを用意します。
水皿を洗って新しい水を汲み、ウェットフードを食べている間にドライフード用の食器を洗い、
新しいドライフードをよそる頃にはおかわりを要求されたりするので
様子を見ながらおかわりをよそり、食べ終わったら食器を洗う。
これだけでそこそこの時間がかかります。
それから自分のごはん。

今まではこんなことをしているだけで息切れをしていました。
はあはあしながら猫食器を洗ったりしていたのですが、

あれ、はあはあしない。

日中も疲れて眠くなってしまうこともありません。

これは…
成果が出ているのでしょうか?

よくわからん。
わからんので、疲れることをしてみよう。

冒頭にも書きましたように、私は掃除機をかけるだけでもめっぽう疲れます。
ということで掃除をしてみることにしました。
(1週間しなかったんかい!というのはさておいて)

疲れることをしたのに…

私は本当に体力がなくて、普通の人の体力を100としたら1か2、
もしかしたら-10くらい? と思うくらい疲れやすいです。
なので掃除するだけでもヘトヘトになるのですが…

なんと。
疲れ方がまったく違う。

多少は疲れましたけど、掃除機をかけ終わっても息が上がらず。
息切れしてはあはあすることがありませんでした。

おお、すごいな。

そしてカーペットが敷いてある部屋は掃除機だけでは取れないので
洗濯物用のブラシで全体をなで、こびりついた猫の毛を取ります。

全体にブラシかけをしてもまだ余裕があり、いつもやらないところまでできました。
取れた猫毛の量がすごかったこと!(笑)

やはり疲労回復効果はある?

個人の感想としては、いつもあれだけ息切れしていた掃除機かけが
これだけ疲れずにできたのはイミダゾールジペプチド効果なのかなぁと思います。

これからもできるだけ鶏むね肉を食べて、イミダゾールジペプチド効果の検証を
して行きたいと思います。

とりあえず料理しないで手っ取り早く試したい! という方は
イミダゾールジペプチド入りのドリンクで試してみてくださいね〜。